1歳のお誕生日にも食べられる、ケーキ用のスポンジのレシピです。1歳バースデーのスマッシュケーキにはもちろん、クリスマスケーキなどイベントご飯のデザートにも使えます。焼く手間はかかりますが、食パンよりも柔らかいので手でも食べやすく、材料も添加物を使わず家にある材料で作れるので、安心できる材料で作ってあげたい方におすすめです。
できるだけ砂糖や油を減らして膨らむギリギリの配合で作りました。材料もシンプルなので、そこまで時間をかけずに作れるかなと思います。砂糖を減らすためにミルクで甘みを足しています。
材料(12cm丸型1台分)
12cmケーキ型・・・ダイソーのものを使用しました
卵・・・1個
きび砂糖・・・小さじ2(てんさい糖を使用しています)
粉ミルクやフォローアップミルク・・・1スティック(100cc分)
牛乳・・・大さじ1
こめ油・・・小さじ1(サラダ油でも可)
小麦粉・・・30g
ベーキングパウダー・・・2g(アルミフリーのものを使いました)
スマッシュケーキとして、ホール丸ごとご飯の代わりに食べさせる用に作ったので、離乳食完了期でも全部食べても大丈夫なように、全卵で作ってスポンジ全体の2/3をケーキに使いました。(完了期の卵の目安摂取量2/3個)
詳しい作り方
(事前準備)
- 型にクッキングシートを切って敷いておきます。側面には油を薄く塗ってくっつけると良いです。
- オーブンを予熱する前に、牛乳をレンジで沸騰しない程度に温め、こめ油を混ぜておきます。
- オーブンを170度に予熱します。
- ケトルなどでお湯を沸かしておきます。
- できれば小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。(私は面倒なので省略)
卵を卵黄と卵白に分け、卵白にきび砂糖小さじ1を入れ、湯煎をしながらハンドミキサーで泡立てます。(平たい浅めのお皿に沸かしたお湯を少し入れて、その上でボウルで泡立てました。)
なんとなくもったりと泡立ってきたら湯煎から外して、残りのきび砂糖小さじ1を入れてひたすら泡立てます。この時しっかりしっかり泡立てないと、スポンジの厚みが出ないのでツノがしっかりと立つまで泡立て、更にもう一声これでもかっというくらい泡立てます。
しっかりとツノが立つまで泡立ったら、卵黄に卵白を少し混ぜ、別の容器で卵黄を泡立てます。もったりしてきたらミルクを入れ、白っぽくなるまで泡立てたら、卵白全部と混ぜ合わせます。
小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、泡を潰さないように下から上に混ぜます。(ここからは泡が潰れてしぼんでしまわないように手早く作業します)混ざったら、牛乳とこめ油を入れて混ぜます。
型に流し入れて、170度のオーブンで15〜20分程焼きます。竹串などを刺して、何もついてこなければ焼き上がりです。機種にもよるので焼き時間は調節して下さいね。(写真のスポンジは若干焼き過ぎてこんがりしています)焼き上がったら、焼き縮み防止に10cmくらいの高さからポンと落とすと良いです。
焼けたら型のまま逆さまにして冷まして、冷めたらビニール袋などに包んで、使うまで冷蔵庫に入れておきます。使う前に型から外して下さい。
スマッシュケーキに使う場合は、上部1/3を切り取って残り2/3を使います。
フレジェ風スマッシュケーキの作り方はこちらから
離乳食用に使う砂糖の1食分の目安量は小さじ1だというのを見たことがあるので、できるだけ減らして小さじ2使用しています。(これ以上減らすと膨らまないので)普段の料理に使っていなければ許容範囲かなと思います。砂糖小さじ2使ってミルクなしで試作したときは、ほとんど甘みを感じなかったので、ミルクで甘みを足してあげました。
スポンジを焼くにあたって、私の娘はスマッシュケーキを完食してしまうことが予想されたので、完食しても大丈夫な分量で作る必要がありました。色々なレシピを検索したのですが、大人用のレシピはもちろん砂糖や卵が多いし、離乳食用のスポンジレシピも、しっくりくるものが見つからず・・・。大人用のレシピで、全卵1個共立てで作るレシピを参考に、扱いやすいようにメレンゲをしっかり泡立ててから作るレシピにしました。そして少しベーキングパウダーを入れて、なんとかスポンジを2/3にしてもケーキに使える厚さに焼ける分量にたどり着きました。
卵アレルギーのないお子さまの場合や、ケーキを全部食べさせない場合は、そこまで卵の量も気にしなくても大丈夫なのかもしれませんが、娘はアトピー性皮膚炎を治療中なこともあり、安心できる分量で作りました。
たまたまうまく出来たスポンジのレシピですが、今後スマッシュケーキを作られる方の参考になれば嬉しいです。