娘のために作ったナチュラルかわいい手作りキッチンの作り方を紹介します♫ダンボールと100均材料や牛乳パックを使って簡単に作れます。

1歳の娘がおままごとに興味を示す時期になったようで、支援センターなどのキッチンやおままごとセットで遊ぶのが大好き!私がご飯を作っている時など、近くにいないとグズるときはキッチンに入れているのですが、足元でボウルなど広げてリアルおままごとをしています。笑

娘のためにおままごとキッチンを購入してあげたいなぁと色々な商品を調べてみました。おままごとキッチンとはいえおしゃれで可愛いキッチンがたくさんありました。が!どれもなかなかにいいお値段。おままごとキッチンを買ってあげるならクリスマスかお誕生日プレゼントにしようかな〜ということで、今回は身近にあるものや簡単に手に入るもので手作りのキッチンを作ってみることにしました。

おすすめのおままごとキッチン

作り方を紹介する前に、クリスマスやお誕生日プレゼントの候補にしたいおままごとキッチンをまとめてみました。

木製おままごとキッチン Little Master Chef

Instagramでも人気の木製おままごとキッチンです。付属品もたくさんついているので、すぐに遊ぶことができます。Instagramで仲良くしているママさんたちも、実際に購入しているという方が多い商品です。インテリアに馴染みやすいグレーがおすすめです♪

IKEA(イケア)ミニキッチン

イケアのおままごとキッチンです。シンプルなのでインテリアの邪魔にもなりにくいデザインです。よく行く支援センターにこのキッチンが置いてあるのですが、収納の扉を開けたり閉めたり、娘もよく遊んでいます。IHのところのスイッチを押すと光ります。細かいところまでリアルに作られていておすすめです。

poet 木製ままごとキッチン

つまみや蛇口など、所々の無垢材パーツがナチュラルで可愛いキッチンです。かわいさとシンプルさを兼ね揃えているので、女の子でも男の子でも使いやすそうなデザインです。

手作りダンボールキッチンに必要な材料

用意したもの

おむつなど大きいサイズのダンボール・・・2つ

2ℓペットボトルやおしりふきなど、重いものが入っていた中くらいダンボール(上のダンボールの約1/2サイズ)・・・2つ

その他余っているダンボールや100均で買えるA4ダンボール・・・1〜2個

牛乳パック・・・6個〜
新聞紙
ラップやキッチンペーパーの芯
ペットボトルのふた

<100均で手に入るもの>
シンクになるトレーやボウル
引き出しや扉の取手
工作用塗料や絵具・刷毛
好きな柄のリメイクシート
強力マグネット
フックなど

ダンボールカッター(必須!)
定規・メジャー、
ガムテープや養生テープ
白色マスキングテープ
両面テープやセロハンテープ
ペットボトルのキャップ
工作用接着剤(1〜3本)ベタベタにつけたい人は3本くらい必要かも

その他、調理器具や飾りたいものをお好みで

大体は家にあるものや100均で揃えられると思います。ダンボールについては、オムツ3パックの大きいものを使うと良いです。これが土台となるので、お好きなサイズを選んでください。できれば同じものが2つあるとやりやすいです。

ダンボールは、個人の考えによりますが、配送に使われたものはゴキブリの卵などがついている可能性があり、できるだけ家に持ち込まない方が良いと聞いたことがあり、私は怖いので、自宅に届いた通販のダンボールは使用しませんでした。

大きいダンボールはドラッグストアで、「おむつの大きいダンボールで、できるだけ外に触れていないような綺麗なものを譲って下さい」とお願いしました。中に使うダンボールは、おしり拭きをダンボール買いした時のものを使用しました。これらも全くリスクがないわけではないと思いますが、安心して使えるようにできるだけ綺麗なものを選びました。

引き出しに使う小さめのものは、ダイソーでA4サイズの梱包用ダンボールが売っているのでそれを購入して使いました。その他小物やリメイクシートなどは、お好みのものを選んでくださいね♪

1.全体のデザインを決める

まず、完成形をイメージして大体のデザインを決めます。きちんと設計図を作ったりするのは面倒なので、私はInstagramでナチュラル系のオーダーメイドおままごとキッチンの画像を見つけたので、それを見本に作ることにしました。

雰囲気や作り棚などは、我が家のウッドワンキッチンをイメージしてみました。

デザインといっても、好きな色柄の系統や、ガスにするかIHにするか、開戸にするか引き出しにするかオープン棚にするか、そんな感じでOKです。

2.切るところにボールペンで線を引いてからカットする

完成予想写真を見ながら、メインになる大きいダンボールの前面の、扉にしたいところ、棚にしたいところに線を引いて印をつけていきます。前面は補強のために2重にするので、写真のように1〜2センチほど扉ののりしろ(扉のマグネットなどもつけられるように)を設けると良いです。周りは3cmくらい均等に空けると見た目も綺麗です。棚の高さはちょうど半分にすると簡単ですよ。

切り抜く時に、この部分はあとで扉としても使えるので、できるだけ綺麗に切り抜いておくと良いです。メインのダンボール・外側に貼り付ける補強用ダンボール両方くり抜いたら、接着剤でくっつけます。下の写真のように外側のダンボールより内側のダンボールがひとまわり小さい穴になるようにします。

私は扉を後付けにしたので強度が弱くなってしまったのですが、できれば扉をつける場合は先に中に差し込んで接着剤で付けてしまうとしっかり補強されます!それから前面を二重にするのが一番丈夫になると思います。

中に入れる棚用のダンボール2つは、ちょうど半分になるようにカットし、2cmほど縁を残して前面を切り抜きます。上下が空白になるようにひっくり返してガムテープか接着剤でくっつけます。中に入れた時に左右や後ろに隙間ができるようなら、余っているダンボールや新聞紙を端に詰めてずれないようにすると良いです。

3.調理台を作る

調理台(キッチン天板)になる部分を作ります。メインのダンボール上面より、ひとまわり大きいサイズ(背面側は飛び出さないように)にダンボールをカットします。二重にするとしっかり補強されます。この時、メインのダンボールはまだガムテープなどで固定しないようにします。

シンクにするトレーやボウルに合わせて穴を開けます。落ちてしまわないようにひとまわり小さく穴を開けます。子どもは穴に何か落とすのが好きだと思うので、あえてこのシンク部分は接着剤など付けずに、ここから下の棚に物を落とせる仕様にしました。

また、水道の蛇口などはめ込みたいパーツがある場合は、リメイクシートを貼る前に先に穴をあけておきます。(先にパーツを作っておくとなお良いです)

コンロ部分にする側はしっかり固定した方が良いので、上から押さえても潰れないように、牛乳パックを二重にして隙間を埋めます。牛乳パックの中に新聞紙を詰めるとより強度が増します。コンロのツマミをつける場合はツマミをつけるスペースを少し開けておきます。ツマミを付けてから牛乳パックを入れないといけないので、作ったら一旦取り出しておきます。

4.必要に応じて塗装やリメイクシートを貼る

私はリメイクシートを貼るのが苦手なので、リメイクシートは最低限にして、キッチンの土台の部分はセリアの工作用ペンキで塗装することにしました。ホワイトを使用しましたが、二重に塗るとオムツのダンボールの柄も大体隠れました。キッチン天板部分は木目調のナチュラルカラー、キッチン背面(上部)は木目調のホワイトカラーのリメイクシートを使用しました。

背面部分は最後に制作しました。下半分が完成してから作ってもOKです。背面につける飾り棚も、天板部分で余ったリメイクシートを使用しました。背面部分は、リメイクシートを貼るのが難しかったので、ここも塗装の方が簡単ではあると思います。

5.細かい部品を作る・取り付ける

扉の取手や扉がくっつくようにするマグネットを取り付けます。扉の取手はこだわらなければペットボトルのふたでもOKです。私はセリアに木製のナチュラルなころんとした取手が売っていたのでそれを使いました。ネジで取り付けるタイプだったので、買った時についていた厚紙をそのまま利用して切り取り、ネジが抜けないようにして締めました。

強力マグネットは予算に余裕があるならもう少し大きめのものを選んだ方が誤飲のリスクが減るのでおすすめです。私はお金をできるだけかけたくなかったので一番小さくて個数が多いものを購入しました。その代わり、絶対にマグネットが出てこないように接着剤でしっかり付けてからガムテープで二重くらいにガチガチに固めておきました。

ダンボール1枚挟んでもしっかりくっつくぐらいの磁力なので、表面から見えないように内側に接着剤やガムテープでしっかりとくっつけます。扉側にも、同じところに磁石が来るように貼り付けます。SNを間違えないように確認しながら貼って下さいね。

扉に取手やマグネットなど取り付けたら、扉を本体に接着します。(最初に差し込まなかった場合はこの段階で。)開きたい方向を考えて、接着する辺に少し折り目をつけて接着しました。

コンロのツマミは夫に作ってもらいました。ダンボールで、小さい丸を3個×3、持ち手部分はダンボール2枚で作り、それぞれ接着剤で固定します。それから断面が綺麗になるように白いマスキングテープを貼り付けてからグレーに塗装しました。このグレーは白のペンキに、黒と青の絵の具を少しずつ混ぜて作りました。

見た目にこだわらない場合はマステや塗装は不要です。このツマミにペットボトルのキャップを接着剤でつけ、キッチン前面にふたサイズの穴を開けて、取り付けてから内側からふたより大きいサイズのダンボールを貼り付けます。こうすると、簡単にくるくる回るツマミが作れます。

IHやガスコンロもダンボールで作ります。私はIHにしたので、丸く切ったダンボールを二重にしてから同じように表面を綺麗にするために白マステをはり、同じグレーで塗装しました。私は接着剤不足で両面テープで貼り付けましたができれば接着剤でくっつけます。IHを貼り付けるのは背面を接着してから最後にバランスを見てでも良いと思います。

水道は、キッチンペーパーの芯の途中に穴を開けて、そこにラップの芯を差し込んで作りました。たこさんウインナー方式で、差し込む部分に切れ目を入れて、差し込んでから開いてストッパーにしています。上のひねる部分はダンボールで作りました。

キッチンペーパーの芯の中にラップの芯を通し、ツマミと同じように芯より大きいサイズのダンボールをつけます。同じようにくるくる回る蛇口が簡単に作れます。ラップの芯は、ダンボールカッターを使うと簡単に切ることができます。

見た目を綺麗にしたい場合はこちらも白マスキングテープで表面を綺麗にしてから塗装します。

6.土台のダンボールを固定し、キッチン天板を取り付ける

ここまでできたら、ようやく天板を固定できます!まずコンロ下に牛乳パックをを並べます。牛乳パック同士をガムテープなどでくっつけておくと良いです。落ちてしまう場合は、中に入れたダンボールの上に大きめのダンボールを入れてから牛乳パックを乗せます。この時、高さが合わない(牛乳パックを入れると蓋が閉まらない)場合は、中のダンボールの高さを切り取って調節します。

土台のダンボールの上部をしっかり接着剤で固定し、それから天板部分になるダンボールも接着剤でしっかりと固定します。

7.キッチン背面(上部)と飾り棚を作る

ここまできたらもう一息です!飾り棚とかいらないよって方は、この時点で完成でもOKですね♪

調理器具をひっかけるところや飾り棚が欲しい場合は、写真のようにコの字にしたダンボールを作ります。高さはお好みで合わせて作って下さい。私は間違えて切り取ってしまってできなかったのですが、両端(横壁部分)の下部分を数センチ切り取ると、キッチンの土台に安定してくっつけられるのでおすすめです。

接着剤とガムテープを使って、背面用のダンボールをしっかりくっつけます。接着剤を付けたら、一晩絶対にはがれないように重しをして、しっかりくっつけます。

飾り棚は、ダンボールを二重にしたもので作ります。配置のデザインはお好みで♪接着剤か両面テープで2枚を固定してから、リメイクシートを貼りました。

飾り棚をはめこむところはダンボールカッターで穴をあけ、はめこめるようにしました。背面にガムテープを使って棚をよき角度に固定します。

程よい大きさ・重さのものを重しにして一晩接着剤を乾かしました。

ついに完成です!

背面のダンボールがしっかり固定されたら、最後にダイソーで購入した木目調の粘着フックを貼り付けました。これで完成です!

お好みのおままごとグッズや、100均のフェイクグリーンなど、お好みのアイテムを置いてあげて下さいね♪

私は、木製のフライ返しとおたま、数種類の野菜や果物がセットになったものをメルカリで安く購入しました。状態も綺麗なものが安く手に入りました。塩・胡椒かのように棚に置いてあるのは実はレンコンです。笑

フライパンやおなべ、まな板などはセリアに売っているものです。シンクの白いトレーもセリアのものです。100均で購入したものは1,000円〜2,000円程度でできました。

かかった時間ははっきり数えてはいないのですが、子どもを寝かしてからちまちまゆっくり作って2週間弱くらいでした。(制作時間は1日1時間前後)私は手を動かしている時間よりも、どうしたら簡単にあるものでできるか考えている時間が結構長かったので、この作り方通りに作れば、まとまった作業時間が取れれば数日で完成できると思います♪

試行錯誤して多少時間はかかりましたが、楽しんで作れて、何より完成してから娘が楽しそうに集中して遊んでいるのを見ると、作ってよかったなと思います。もしおままごとキッチンを買おうか悩んでいる方は、手作りも選択肢に入れるのも悪くないですよ♪よかったらお気に入りのキッチンを作ってみて下さいね!

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