市販のルーを使わないハヤシライスのレシピです。祖母から母へ、そして私も子どもの頃から大好きな、トマトジュースで作る優しい味のハヤシライスです。離乳食期から取り分けられるように、少し手順をアレンジしてみました。
子どもが産まれてからはできるだけ楽したいので、たくさん作って大人用も半分冷凍し、仕事の日などご飯を作る余裕がない日用にストックしています。子ども用にも、オムライスにかけたりアレンジもできるので、ストックしておくと使い勝手が良い便利な一品です。
材料(大人4食分+子ども用数食分程度)
玉ねぎ・・・1.5〜2個
牛肉(豚肉でも)・・・300g程度
トマトジュース・・・600cc程度
小麦粉・・・大さじ2程度
バター・・・適量
【離乳食完了期を取り分ける場合】
子ども用は調味料無しで良いと思います。
<完了期取り分け後・幼児食を取り分ける場合の調味料(大人と同じ場合)>
顆粒コンソメ・・・小さじ1/2
砂糖・・・大さじ1
ケチャップ・・・大さじ1弱
ウスターソース・・・大さじ1弱
※1歳後半の子には味が濃いと思いますので、味付け前のものと半々で混ぜるか、味付け後のものを牛乳で薄めるなど調節して下さい。
- トマトジュースは、食塩不使用の物を使用しています。使う商品によって酸味が強かったり濃厚になったりするので、味見して調節してください。
- 味が薄いと感じた場合は、3つの調味料を同じバランスで少しずつ増やしてください。
- 豚肉を使用する場合は牛肉より味が薄く感じると思うので、気持ち調味料多めにしてください。
- 牛肉は、赤身の薄切り肉を使用しています。
- お好みで、薄切りにしたにんじんやきのこ類を入れても美味しいです。
詳しい作り方
玉ねぎは薄切りにします。牛肉は食べやすい大きさに切っても良いですし、子ども用に取り分ける段階でキッチンバサミで切り分けても良いです。(私はまな板を洗うのが面倒なので後でハサミで)
1
玉ねぎを少量のこめ油またはオリーブオイルでしんなりするまで炒め、牛肉を入れてお肉の色が変わるまで炒めます。お肉に火が通ったら少量のバターを入れ、溶けたら小麦粉を入れて粉っぽさが無くなるまでよく炒めます。
2
トマトジュースを入れて中火にし、沸騰したら弱火にして蓋をして20分程煮込みます。(煮込み時間は玉ねぎが柔らかくなっていれば短縮してもいいですが、煮込んだ方が玉ねぎもお肉も柔らかくトロトロになり、トマトジュースも煮詰まって酸味が落ち着くのでおすすめです。)
3
煮込んだら★の調味料を加えて混ぜ、(離乳食期は調味料を入れる前に)子ども用を取り分けます。残りに大人用調味料を入れてかき混ぜながら一煮立ちさせたら完成です。甘くない方が良い方は砂糖控えめに調節してくださいね。
4
1歳なりたてで油を使いたくない場合は、玉ねぎもお肉も下茹でして火を通してからトマトジュースを入れて水溶き片栗粉でとろみをつける作り方もできます。
保存方法
保存容器に小分けして冷凍保存可能です。冷凍したものを解凍したときは温めた後によく混ぜてからご飯にかけて下さいね。片栗粉でとろみをつけた場合は冷凍するととろみが弱くなることがあります。
このレシピを取り入れたメニュー例
ハヤシライスを使ったメニューです。いつもハヤシライスは安定して食べてくれるので、多めにストックしておいて朝ご飯などさっと食べて欲しい時に出しています。